これまではスーツとネクタイに頼っていたけれど……
会社員時代は、毎日スーツにネクタイ姿。ところが退職後はそうはいきません。何をどう着ていいのかわからず、とまどう還暦世代も多いことでしょう。「おしゃれをする」と聞くとむずかしく感じるかもしれませんが、何も臆することはありません。自分に合う色や素材を見つけるだけで、服選びはぐんと身近で楽しいものになります。妻のアドバイスも受けながら、ちょっとずつおしゃれを楽しんでみてはどうでしょうか。
黒?それともベージュ?自分に合う色を探しましょう
「似合う色」と「好きな色」とは厳密には異なります。たとえば、黒が好きだからといって、黒が似合うというわけではないのです。ただ、好きな色が似合う色である場合も多くあります。まずは自分に合う色は何か、知ることから始めましょう。
「似合う色=顔が華やいで明るく見える色」です
自分に似合う色かどうかの見分け方は簡単。その色を当てたときに、自分の顔が映えるかどうかがポイントです。ベージュを当てたときはぼやっとして見えたのに、黒を当てると引き締まって見えるなら、あなたに似合う色は黒です。一方、黒を当てるときつくなりすぎだけれど、ベージュだと全体が穏やかにまとまって見えるなら、ベージュがあなたに似合う色なのです。
また、たとえば「青」といっても、さまざまな青があります。水色のように淡い青、群青色のような濃い青、少し緑がかった青。少し色調が変わるだけでも違いますから、いろいろ試してみましょう。
上下は、ベージュのシャツにこげ茶色のパンツを合わせるなど、同系色のものを組み合わせるとうまくいきます。また、紺や濃いグレーや比較的どんな色とも合いやすいので、持っておくと便利でしょう。
素材のバリエーションを増やしましょう
たとえば同じ茶色でも、ウールと麻ではまったく表情が異なり、着こなしも変わってきます。最初はカラーバリエーションを増やすより、素材の質感の違いを楽しむ方が手軽でしょう。夏は麻やコットン、冬はカシミアやツイードなどのウールといったように、季節ごとにさまざまな素材を楽しみましょう。
信頼できる店を探す
店によって服の個性も違えば、型も違います。たとえ同じ身長でも、がっちりした人や細身の人など、体型はさまざまですから、自分の体型に合う服を置いている店を探すことも大切です。親身になって相談にのってくれる販売員がいるかどうかもポイント。いつも同じ店で、同じ人に相談しながら服を購入すると、好みや体型はもちろんのこと、持っているアイテムも把握してくれていますから、適切なアドバイスが受けられます。
小物使いにも工夫を
自分に似合う服がわかってきたら、時計やベルトなどの小物にもこだわりたいもの。たとえ同じ服装でも、小物使いによってカジュアルになったり、きちっと感が強調されたりと変化がつきます。TPOに合わせた小物をそろえておくと、おしゃれの幅も広がり、さらに楽しくなるでしょう。
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