心は年齢とともに変化します。
定年退職は第二の人生のスタート。60代から70代を経て、そして80代へ。歳を重ねるにつれて体の状態も変化し、心にも大きな変化が訪れます。その変化とうまく向き合って、第二の人生も充実した時間にしたいものです。
●60代の心
定年退職を機に、夫婦ともに生活環境が一変します。
↓ そのことで
変化に慣れずとまどいを感じたり、生活スタイルのずれから夫婦間での小さな口げんかが増えてイライラしたりするかもしれません。また男性は、社会の第一線で働いていた頃の自分を思い返し、今の自分との比較から気持ちが落ち込むこともあるでしょう。
↓ でも、考えてみてください
人には、「あの頃はよかった」と、過去をいい思い出に脚色する傾向があります。ただ、それはあくまで過去のこと。大切なのは、過去ではなく現在。「あの頃は~ができたのに」ではなく、「今の自分には~ができる」と発想を転換するだけで、ずいぶんと気持ちも楽になるはずです。自分が持っている力や可能性を十分に実感し、第二の人生をいかに楽しむかを考えてください。
●70・80代の心
体の痛みなどの自覚症状が増え、健康上の理由から外出や家事などがこれまでのようにいかなくなることも多くなります。
↓ そのことで
自分にできることが減ってくると、自分の存在価値や理由を見失って、意気消沈することもあるでしょう。
↓でも、考えてみてください
ただ、老化は避けられないもの。思い通りにいかないことを悩むのではなく、その事実を受け入れることが前向きな気持ちを生み出してくれます。また、長年培ってきた知識や経験などを伝えていくという使命があるはずです。積極的に社会参加して、更新に知識や知恵を授けてください。
これからはゆっくりと時間がとれる還暦世代。ウォーキングやゆったりとした入浴などで心のケアにも十分な時間を割いて、実りある第二の人生を送りましょう。
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